この記事では、元ハウスメーカー営業で宅建士・FPのOKUが、専門用語を一切使わず、読者目線で「専任媒介・一般媒介の真実」をわかりやすく解説します!
💡 この記事でわかること
- 1分でわかる!あなたにぴったりの媒介契約診断チャート
- 専任媒介・一般媒介・専属専任の「メリット・デメリット」完全比較
- 不動産屋の言葉に惑わされない!契約前の10秒チェックリスト
「知識ゼロだから不安…」という方でも、直感的に自分に合った選び方がわかるようにまとめました。 ぜひ最後まで読んで、後悔のない家売却の第一歩を踏み出してくださいね!
はじめに
OKU「不動産屋さんから『専任媒介でお願いできますか?』って言われたんだけど……これって受けても大丈夫なのかな?」
家を売ろうとするとき、一番最初にぶつかる壁がこの 「媒介(ばいかい)契約」 です。
一般媒介? 専任媒介? 専属専任……? 聞き慣れないカタカナや漢字ばかりで、頭が痛くなりますよね(笑)。
はじめまして!元ハウスメーカー営業で、宅建士・FP2級のOKUです。
プロの立場からハッキリ言ってしまうと、「これを選べば絶対得する!」という万能な契約は存在しません。
でも安心してください!この記事を読み終わるころには、営業マンの口車に惑わされず、「自分の家なら、どれを選ぶのが一番賢いか」を自分で自信を持って判断できるようになりますよ!
そもそも「媒介契約」ってなに?
簡単に言うと、不動産屋さんに「うちの家を買ってくれる人を探して、契約まで手伝ってください!」と正式に依頼する約束のことです。つまりお家や土地を売る際に「媒介契約」をするわけです。
日本の法律(宅建業法)で決められていて、種類は以下の3つしかありません。
- 一般媒介(いっぱんばいかい)
- 専任媒介(せんにんばいかい)
- 専属専任媒介(せんぞくせんにんばいかい)

ちなみに『媒介』と『仲介』は、ほぼ同じ意味だと思ってOKです!
ここで1つ、絶対に知っておいてほしい「業界の裏側ルール」があります。
不動産会社はお家を売り出している間、どれだけ広告を出しても1円も儲かりません。家が売れて初めて「仲介手数料」という成功報酬がもらえる仕組みなんです。
この「成功報酬」という仕組みが、これから解説する“不動産屋さんのやる気や動き方”に大きく関係してきます!
ひと目でわかる!3つの媒介契約の違い
まずは全体像をざっくり掴みましょう!違いを一覧表にまとめました。
| 比較項目 | 一般媒介 | 専任媒介 | 専属選任媒介 |
| 他社にも頼める? | ⭕️できる | ❌️できない(1社のみ) | ❌️できない(1社のみ) |
| 自分で買主を探しても いい? | ⭕️OK | ⭕️OK | ❌️NG |
| レインズの登録 | 義務なし | 7日以内 | 5日以内 |
| 状況の報告ペース | 義務なし | 2週間に1回以上 | 1週間に1回以上 |
| 契約期間の制限 | なし(通常3ヶ月) | 最長3ヶ月まで | 最長3ヶ月まで |

表に出てくる『レインズ』とは、全国の不動産屋さんが物件情報を共有する巨大なネットワークのこと!
ここに載ると、全国の不動産屋さんがあなたのお家をお客さんに紹介できるようになります。
一言でまとめると、こんなイメージです!
- 一般媒介 = 自由度が高い「放任」タイプ(ただし不動産屋さんの義務は少ない)
- 専任媒介 = 1社にお任せする「タッグ」タイプ(定期報告の義務あり)
- 専属専任 = がっちり束縛する「超密着」タイプ(自分で見つけた相手にも売れない)
1. 一般媒介契約:自由に動きたい「マルチ依頼」タイプ
複数の不動産会社に同時に売り出しを頼める契約です。親戚や知人に買ってもらう「直取引」も自由!
⭕️ メリット
- 窓口が増える: いろんな会社が同時に宣伝してくれるので、買主に見つかるチャンスが増える。
- 会社を比較できる: 「どこが一番対応が良いか」を見比べられる。
❌ デメリット

「ここが営業マンの本音!
せっかくお金を出して広告を出しても、他社に先に契約されたら1円も入らないんです。だから、どうしても後回しにされやすいという裏事情があります……。」
- 報告義務がない: 今どうなっているのか、自分から聞かないと教えてもらえない。
- 連絡の手間が凄まじい: 3社に頼んだら、3社分の電話対応や内覧調整を全部自分でこなす必要がある。
2. 専任媒介契約:1社としっかり組む「バランス重視」タイプ
頼めるのは1社だけ。ただし「知り合いに売る」などの直接契約はOKです。
⭕️メリット
- 手厚く動いてくれる: 自社で売れば確実に報酬が入るため、写真撮影や広告にしっかりお金と時間をかけてもらえる!
- 報告が届く: 2週間に1回以上、状況レポートが届くので安心。
- 窓口が1つ: 連絡のやり取りがとにかくラク!
❌ デメリット
- 他社に変えづらい: 担当者の相性が悪くても、契約期間(最長3か月)は途中で他社に切り替えにくい。
- 囲い込み(後述)のリスクがゼロではない。
「『専任にすると営業マンが本気になる』と言われるのは、会社にとって一番儲かる契約だからなんです。だからこそ、本当にちゃんと動いてくれているか見極める必要があります!」
3. 専属専任媒介契約:一番縛りが強い「スピード&報告」タイプ
1社だけに完全にお任せするタイプです。自分で見つけた買主(親戚など)であっても、不動産屋さんを通さずに直接売ることはできません。
⭕️ メリット
- 報告ペースが最速: 1週間に1回以上報告が来るので、状況が手に取るようにわかる。
- 売り出しスタートが速い: レインズへの登録期限が「5日以内」と一番早い。
❌ デメリット
- 親戚や知人が「買いたい!」と言ってくれても、不動産会社に仲介手数料を払わないといけない。
結局どれを選べばいいの?あなたにマッチした診断チャート
『で、結局どれが一番得なの!?』って思いますよね。
答えは……あなたの状況によってベストが変わります!
判断に迷ったら、以下のチャートを参考にしてみてください。
💡 あなたにぴったりの契約診断!

- 人気エリアのマンション/築浅物件 👉 「一般媒介」 で複数社に競わせるのもアリ!
- 手間をかけず、1社としっかり相談しながら進めたい 👉 「専任媒介」 が一番バランスが良くておすすめ!
- 親戚や知人に売る可能性がゼロ & こまめに連絡がほしい 👉 「専属専任媒介」 でスピード勝負!
元住宅営業が教える「専任をお願いされたとき」の返し技
営業マンから「絶対に専任媒介がいいですよ!」と押し切られそうになったら、嫌味なく使える“魔法の質問”を投げてみてください。
「どうして『私の家』には、一般じゃなくて専任がおすすめなんですか?」
この質問を投げたとき、
- 良い営業マン: 「このエリアの過去のデータから見て、我が社でこういった広告戦略を打つのが一番高く売れるからです」と具体的な理由を話してくれます。
- う〜ん…な営業マン: 「いや〜、やっぱり専任のほうが気合が入りますから!」という精神論だけで返してきます。(なかなかいませんが。笑)
「どの契約が得か」よりも、「この担当者に任せて大丈夫か」のほうが100倍大切です!
⚠️ 知っておきたい悪質マナー「囲い込み」対策
ニュースなどでたまに聞く 「囲い込み(かこいこみ)」。
これは、不動産会社が売主・買主の両方から手数料をもらう(両手仲介)ために、他社から「この家を見学したいお客さんがいるんですが」と問い合わせがあっても、「もう商談中です」と嘘をついて断ってしまう悪質な行為のことです。
他社からの問い合わせの場合、自分の会社にお金が入ってこないという会社の都合でしかないわけです。
売主からすると、高く買ってくれるチャンスを消されていることになりますよね。
「でも安心してください!2025年1月からルールが厳しくなり、売主さんが自分でスマホからチェックできるようになりました!」
🛡️ 売主ができる「囲い込み防御策」
- 契約後、不動産屋さんから 「レインズ登録証明書」 を必ずもらう。
- 証明書にある2次元コード(QRコード)をスマホで読み込む。
- ステータスが 「公開中」 になっているか確認する!
これだけで「裏で勝手に隠されるリスク」をほぼ防ぐことができます!
媒介契約を結ぶ前の10秒チェックリスト
サインをする前に、この5つだけは自分に問いかけてみてください!
☑️ 1. 査定額の「高い理由・低い理由」に納得できたか?(タップで詳細を開く)
チェックの理由: 不動産会社の中には、契約を取りたいがために「相場より意図的に高い査定額」を提示してくるケースがあります。しかし、相場より高すぎる家は売れ残り、結局あとで大幅に値下げすることになります。

💡OKUのアドバイス
「周辺で直近売れた類似物件の事例」や「なぜこの金額なのか」の根拠を、データに基づいて納得いくまで説明してくれたかを確認しましょう!
☑️ 2. どんな場所に、どうやって広告を出してくれるか確認したか?(タップで詳細を開く)
チェックの理由: 「専任媒介だから安心」と思っていても、SUUMOやHOME’Sなどの大手ポータルサイトへの掲載、新聞折込チラシ、自社の顧客への紹介など、具体的な販売活動は会社や担当者によって大きく異なります。

💡OKUのアドバイス
「具体的にどのサイトに載せてくれますか?」「チラシは撒きますか?」とストレートに聞いておくと、販売活動の熱量が事前に分かります!
☑️ 3. レインズの「登録証明書」をくれると約束してくれたか?(タップで詳細を開く)
チェックの理由: 専任媒介・専属専任媒介の場合、法律で「レインズ(全国の不動産ネットワーク)」への登録が義務付けられています。登録されると発行される「登録証明書」は、物件が正しく全国に公開された証拠になります。

💡OKUのアドバイス
証明書に印字されたQRコードをスマホで読み込むと、自分の物件が「公開中」になっているか裏で隠されていないか(囲い込み)をご自身で確認できます!
☑️ 4. 報告のペースと内容(問い合わせ数・内覧数)に納得しているか?(タップで詳細を開く)
チェックの理由: 「専任なら2週間に1回以上」「専属専任なら1週間に1回以上」の報告義務がありますが、形だけの「今週も反響はありませんでした」という一行メールで済ませる担当者も残念ながら存在します。

💡OKUのアドバイス
「アクセス数や問い合わせ件数、内覧に来たお客様のリアルな感想まで教えてもらえますか?」と確認しておくと、売れないときの改善プランが立てやすくなります!
☑️ 5. 質問したとき、ごまかさずに誠実に答えてくれたか?(タップで詳細を開く)
チェックの理由:売却期間中、担当者とは何度も連絡を取り合う「パートナー」になります。都合の悪い質問(例:「もし3か月売れなかったらどうしますか?」)をしたときに、言葉を濁す担当者は後々トラブルになりやすいです。

💡OKUのアドバイス
メリットばかり話す人より、「ここがデメリットですが、こうやってカバーしましょう」とリスクまで正直に話してくれる担当者を選ぶのが一番失敗しません!
まとめ
- 媒介契約は 「一般・専任・専属専任」 の3種類!
- 迷ったら、バランスが良くサポートも手厚い 「専任媒介」 が基本軸。
- 査定額の高さより 「説明のわかりやすさ・担当者の誠実さ」 で選ぶのが成功の秘訣!
家を売るのは、人生で何度も経験することではありません。 だからこそ、不動産屋さんのペースに飲まれず、自分が納得できる形で第一歩を踏み出してくださいね!

「『うちの家はどうかな?』『この見積もりどう思う?』など、個別の疑問があれば
【お問い合わせフォーム】からいつでも気軽に聞いてくださいね!」




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